皆さんこんにちわ、代表の小野原です。
いつもバーバーショップ、ドーナツショップともにご愛顧頂きありがとうございます。
さて、久しぶりとなるブログですが今回は、来年創業10年目という一つの大きな目標を迎えるにあたっての僕の思いを綴ろうと思います。
先日同級生からミッドライフクライシスという言葉を聞きました。
”中年の危機”だそうです。
40代になると、体力的な変化や仕事や家庭での役割の変化が訪れ、
これまでの人生を振り返り「このままの生き方でいいのだろうか」という葛藤や焦り、無力感などを感じる状態を指すそうで
おっさんになったら来る「第二の思春期」なんだそうです。
図星すぎて聞いたときは笑ってしまった。
そんなことを踏まえて本題に入りたいと思います。
2017年5月、ひっそりとここ神戸北野の路地で始めた「THE CITY」
例えるならばそれは、あてもなく大海原に出発した小さな手作りのボートでした。
いつしか乗組員が増えるにつれてその小さなボートは次第に大きくなっていきます。
大きな船での旅路はいろいろなドラマがありました。楽しいこともくっそめんどくさいことも。
乗組員がいたからパンデミックなどの荒波にも耐えることができたし自分がいない時でも動かしてくれました。
こうなってきたのは偶然にして必然だったし、みんなのやってきた結果だと思うので総じてよかったと思ってます。
しかしながら大きな船はなにかと重たい。
自分がその日食べる分だけの魚を獲ればよかったが今は乗組員の食べる分も必要だ。
なぜだろう、自分の取り分は増えない。
むしろみんなに分け与えなければいけない責任感ばかり大きくなる。
傾きでもすれば立て直すのは小さな手作りボートほど簡単ではない。
当然、船を動かす燃料(人件費、大きな固定費)も多く要る。
そんなのしかかる責任、複雑になる経営。雑務。
それらから逃げず専念するために2022年に一旦は現場の最前線を退き、現在まで超限定的にサロンワークをしてきました。
そして2026年、現在41歳。
冒頭でお話ししたミッドライフクライシスなのか自分探しへの欲求がまた大きくなってきた。
価値観も「成功しているように見えること」より、「自分が気持ちよく生きられること」というフェーズに入っている。
大切なものの優先順位だってあの時とは違う。
「これでいいのか」
「これが本当にやりたかったことなのか」
そんな葛藤から見えてきたのは”原点”だった。
ああそうや、原点にして頂点や。
だから10年目を機に大きな船の横で小さなボートを出すことにしようと思う。
小さくても好きなように操れる心地いい1人乗りの”あのボート”。
今度は大きな船を引っ張るロープを積んでいる。
これが正しいのかどうかわからないがそれでいい。
まさにそれこそが、今、自分が味わいたい”おもしろさ”だ。
ただの管理者から美学を持つ創業者として、その審美眼を研ぎ澄まし、
今後もTHE CITYのブランド、世界観、デザインなど未来と価値を創りながら
また新たな小さなボートで”第二の思春期”を楽しみたいと思っています。
”THE BOAT”
2027年5月出航。
このボートは大きくしない。
小野原


